富士見の小屋

Taku Sakaushi

2023

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CREDIT

作品タイトル

富士見の小屋

意匠設計監理

坂牛卓+平田柳(東京理科大学大学院)

構造設計監理

株式会社ディックス(担当:辻拓也)

施工

滝口建築(担当:高野遼太)

写真

瀬下友貴

DATA

竣工

2022

所在地

長野県諏訪郡

主要用途

別荘

構造・構法

木造

敷地面積

928.73m2

建築面積

30.35m2

延べ床面積

36.69m2

階数

地上2階

長野県富士見町に建つ二拠点居住のための二拠点目の小屋である。南に緩やかに下る斜面に3間角の正方形平面を置きその中に−400、−850の床を設け、凍結震度が1メートルと深い基礎の中を有効に使うようにした。正方形の縁には+―0のレベルに30mm厚のベニヤ板を連続的に回し、機能がベッド、ベンチ、テーブル、キッチン台と変化するようにしつらえた。段差は運動を生み+―0レベルの板の上は人や物が流れる。屋根は8寸勾配のシンプルな板で床レベルの細かな操作と対比的な抽象性を表している。(坂牛)