連窓の家 #1
Taku SakaushiArchitecture
2000
CREDIT
作品タイトル
連窓の家 #1
意匠設計監理
坂牛卓
構造設計監理
佐藤淳
設備設計監理
滝沢聡
施工
栄和ビルド
写真
上田宏
DATA
竣工
2000
所在地
東京都
主要用途
専用住宅
構造・構法
RC造
敷地面積
110.17m2
建築面積
54.98m2
延べ床面積
107.01m2
階数
地上3階
敷地は都内の良好な住宅地の一画。敷地面積が100m2強、建蔽率50%、容積率100%。典型的な第一種住居専用地域である。総2階で作れば2階建となる。少し高い天井高も欲しく3階建てとして高さ方向の変化をつけることとした。タイトルにあるように開口部(内外の窓ガラス、外部に使用しているFRPグレーチング)を帯状に連続させた。開口部は人の視線が集中するところなので、その形状はその建物と人間の視覚の関係を作るものと考えたのが窓をデザインしようとしたきっかけである。窓を室外から室内に、一つの部屋から次の部屋へと跨いで使うことは普通あまりしないが、それによって新たな視覚をベースにした人の新しい感情が生まれるのではないかと期待した。(坂牛)