大小の窓
Taku SakaushiArchitecture
2004
CREDIT
作品タイトル
大小の窓
意匠設計監理
坂牛卓+木島千嘉
構造設計監理
佐藤淳
設備設計監理
滝沢総
施工
河津建設
写真
上田宏
DATA
竣工
2004
所在地
東京都
主要用途
専用住宅
構造・構法
鉄骨一部RC造
敷地面積
148.42m2
建築面積
78.59m2
延べ床面積
182.59m2
階数
地下1階地上2階
敷地は東京の私鉄沿線の駅から徒歩5分の閑静な住宅街の角地である。4世代、4世帯が住む住宅である。必要諸室をこの敷地の容積率の限度の中に入れ込むことは難しく、容積対象面積にカウントされない地下を作ることにした。その居住性を確保するために建物両サイドにドライエリアを作り、それに面して大きな窓を設けた。一方地上部分は角地なので外からの視線にさらされている。そこで閉じた箱に小さな窓を設けプライバシーを確保した。窓の大きさのコントラストが外観の特徴となった。鉄骨の大きなブレースで地上の閉じた箱を持ち上げ構造材を効率的に配置することで地下のガラス面の透明性を上げることに成功した。(坂牛)