連窓の家#3

Taku SakaushiArchitecture

2001

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CREDIT

作品タイトル

連窓の家#3

意匠設計監理

坂牛卓+中島壮

構造設計監理

原田公明

施工

有心建設

写真

上田宏

DATA

竣工

2001

所在地

長野県

主要用途

別荘

構造・構法

木造

敷地面積

1106.37m2

建築面積

68.30m2

延べ床面積

80.31m2

階数

地上1階

八ヶ岳の麓、原村の別荘地の一画。冬はスキー、夏はハイキングなど、スポーツ好きのクライアントのための別荘である。八ヶ岳を見られる場所を探してこの土地に辿り着いた。しかしこの土地の眺望は八ヶ岳にとどまらず、蓼科、諏訪の街へも開けている、そこで平面を三角形にしてそれらの景色をパノラマ状に繋ぐ横連窓を設け、さらに星空を見られるようにトップライトに連続させた。前2作同様、連続窓がデザインの基調にある。その連続の仕方が今回は徹底しているので木造の壁量がとりづらく、大きなブレースの構造とした。平面的には長辺側に水回りと和室を固めてその上に子供たち用の二段ベッドの部屋を乗せて、1階の短辺側には三角形の広間をとった。上下階は軽い螺旋階段でつないだ。(坂牛)